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故「松木恒秀」一周忌追悼セッション

早いもので、松木さんが亡くなって1年が経とうとしています。
照れ屋で、一途で、とことん美しいものを追求して来られた松木恒秀さん、オンリーワンのギタリストであり音楽家でした。6月18日の一周忌に向けて、生前親交の厚かったミュージシャンの方々と共に松木恒秀さんの音楽の世界を表現出来ればと思っています。

野力奏一

僕が初めて松木さんと出会った1974年頃、自分より年下だと思っていた僕は、 他の先輩ミュージシャン達と同じように彼のことを「ヒデ坊」と呼んでいた。
スタジオに遅刻をしてきても悪びれる様子はなく、僕は「生意気な奴だなあ」 と思っていた。ある日彼が2年ほど年上であることを知り、それから手のひら を返したように「松木さん」と呼ぶようになった。松木さんが親しく話してくれるようになったのは、一緒に野球をするようになってからだった。ちゃんと本格的なプレーが出来る松木さんに比べ僕はよく彼の足を引っ張った。それからツアーやセッションに誘ってくれるようになり、色々教えを受けたのは自分にとって本当に良い経験だったと思っている。数々のライブやレコーディングでのエピソードは思い出せばキリがないが、ステージの内外で頂戴したのはたくさんの小言と説教だった。少しでも気を抜いた演奏と見ると恐ろしい目つきで睨まれる。音楽にも人間的にも熱い人だった。2015年の1月松木さんから電話があり、少し辛そうな声だったが、病気のことを話してくれて「最後にお前とポンタでもう一度やりたいが、やってくれるか」僕は一も二もなく即答した。ライブではユーモアのある悪態も昔のままで、僕は合いの手を打つのも楽しかった。2年と半年が経った初夏、松木さんは僕らにお別れもお礼も言わせないまま旅立っていった。  

高水健司

ワタクシメの人生の中で、音楽に限らず、"師匠"と呼ばせて頂く方が数人いらっしゃいますが、「松木 恒秀さん」はその中の最たるお一人です。 音に限らず、色々な価値観を口から、背中から教わりました。この度こんな形で"追悼ライブ"に参加させて頂くとは………上から毎度のお叱りを頂きつつ、音を捧げたいと思います。   

村上"Ponta"秀一

この1年はあっという間で、大きな空洞を抱えた感覚が続いたままです。
松木さんと最初のアルバムを作ってからもう14年になります。当時アルバムを 作る時に松木さんと決めたことがあります。10年後、20年後もずっと聴けるアルバムを作ろう。自分たちが良いと思う音楽を残そう。「俺たちが居なくなった後で評価されることもあんだからよ。」松木さんの声色がずっと耳に残っています。最近になって我々のアルバムを探して愛聴してくれている20代のファンが結構いることいることを知りました。もう松木さんと一緒のステージを見てもらうことはできないけれど、いろいろな形で繋げていけたらと思っています。思い出は溢れてくるのに、なかなかまだ上手く伝えられない自分がいます。松木さんとは、ご機嫌なことも面白いことも悲しいことも辛いこともたくさんこのピットインで経験しました。デビュー時から様々な機会を与えてくださったピットインと松木さんに心より感謝をお伝えしたいと思います。 

高田みち子


6月16日 開場19:30 開演20:00 ¥4,000+税(1DRINK付)

野力奏一(P,Key) 高水健司(B) 村上”ポンタ”秀一(Ds) 本多俊之(Sax) グレッグ・リー(B)三好”3吉”功郎(G) 高田みち子(Vo)




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